ストレートネックは治る?実例を紹介します

最終更新/2025年6月9日

 

こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。

本日はストレートネックは治るのか?について書いていきます。


当院では頭部MRI撮影の際に、同時に首(頸部)を撮るケースが多数あります。
ですので、首の症例を日々沢山診ています。

そうしますと「ストレートネックは現代病」である事を強く感じます。
ストレートネック気味まで含めると相当数の方が該当します
パソコンやスマートフォンの影響は大きいですね。


ストレートネックとは?

本来の首の骨は、横から見ると軽いCの字の形をしています。
これが姿勢などの要因で歪み真っ直ぐになるものです。


※正常な首を形をした方の画像
頭側がストレート気味と仰る方もいると思いますが、現代では良い形をしている部類です。

 

 

「曲がった骨が元に戻るのか?」

答え:「簡単には戻りません」


関節が外れた時のように、一発で戻すわけにはいきません。

では、「真っ直ぐになった首はもう治らないのか?」

実は「良くなることがあります」


当院ではストレートネックが酷い場合、あるいはそれが原因で頭痛等の症状が出ている場合は、日常生活での姿勢の見直しを指導します。

ですが、それを律儀に実行する方は限られています。
生活を根本から見直すことなので、ハードルが高いことは理解できます。

しかし、中にはちゃんと実行し「どうでしょうか?」と尋ねて来る方もいらっしゃいます。
そして実際に良くなっている方を何例も診ています


実例を出します。


こちらは十代の女性の方の首です。
骨がかなり真っ直ぐになっており典型的なストレートネックでした。


11カ月後に再撮影した時の画像がこちらです。



明らかにCの字状に戻ってきているのがわかります。


これは姿勢の改善で治る可能性があることを示唆しています。

当院の経験では若ければ若いほど改善率が高い傾向にあります。
つまり、若年層の方は大いに改善しうるということです。


尚、当院ではMRIでストレートネックの検査も行うことができます。
例えば、頭が痛い等を理由にご来院された場合に、一緒に首の検査もできます。

ストレートネックは多くの場合、頭痛や肩こりを併発しています。
そこで当院ではまず最初に脳に病変がないことを確認します。

MRIで頭と首を同時に撮る場合、新たな費用負担は発生しません
MRIの検査料金は頭だけ撮影される方と同額です。

問診票に「ストレートネック検査希望」とお書きください。

尚、首のみを調べたい場合は、他院でレントゲン検査をした方が格安です。
当院で調べるメリットは同時に調べられることです。またそれなりの数の症例を診てきています。
不安感を払拭したい方は、頭も含めて検査ができる当院が良いかと思います。


■ご来院を希望される方へ

事前にお電話にてご予約の上、お越しください。
電話番号:045-482-3800

当院は横浜市青葉区にある、脳神経外科・脳神経内科クリニックです。
検査機器はMRIです。田園都市線藤が丘駅から徒歩8分です。


当院の特徴


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記事監修

院長 泉山 仁

・横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医

平成27年 市が尾カリヨン病院 病院長
平成29年 青葉さわい病院 副院長
令和元年 横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 開業

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科
田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分

診療:要予約制 診療日:月~木曜日、土曜日

 
電話番号:045-482-3800

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