コラム

聴神経腫瘍が見つかった患者様/診療症例2

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こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科 横濱もえぎ野クリニックです。

今回は聴神経腫瘍が見つかった患者様の症例について書きます。

・数年前から回転性のめまいがある
・一年前から頭痛がある
・就寝中にめまいが起こる
・嘔吐もある

上記症状を訴えご来院されました。

既に他の脳神経外科でMRIを実施済だが、原因不明で症状は改善していないことでした。


聴神経、前庭神経(聴力に関係する神経です)からくるめまいの可能性が考えられるため、
CISS法と呼ばれる検査方法を指示しMRIを撮影を行いました。

その結果、右聴神経に腫瘍が見つかりました


腫瘍については大病院様への紹介を支持し手配を行いました。
今回紹介した病院はガンマナイフの治療実績が1000例を超えており、術後経過に関する経験も豊富なため依頼しました。
※ガンマナイフは放射線治療の一つです。

手術後のご報告は、「ガンマナイフに関する内容であればいつでもお尋ねください。」との力強いコメント付きでした。
頼りになります。

ガンマナイフ治療は7割以上の方に腫瘍縮小の効果がありますが、
成果状況は時間を空けてからMRIの再検査にて確認する必要があり、
フォローアップも含め引き続き当院への診察を行うことになりました。


術後直後のMRIでは、画像上の成果は確認できていないものの
めまい症状は無くなってきており、改善に向かっている様子が確認できました。

また聴力障害は発生していないことから、健康な状態まで回復する可能性にも期待ができます。


総論

他院でのMRI検査による見逃しではないと考えられます。
その理由は通常撮影による腫瘍の発見が極めて困難なためです。

但し、状況を鑑みて再度CISS法を用いた形での検査は実施しても良かったかと思います。


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以下の記事にて当院の特徴をまとめております。
是非ご覧くださいませ。

頭痛外来をお探しの方へ
https://www.ymc3838.com/column/2283/

記事監修

院長 泉山 仁

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医

35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。

 

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科
診療日:月~木曜日、土曜日 駐車場あり

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