コラム

ヘルニア疑いで検査を薦められた方へ

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こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
腰 MRI 当院で撮影可能です。

本日はヘルニアと検査方法のお話です。


ヘルニアとは?

ヘルニアとは体内の臓器があるべき場所から飛び出る、あるいは潰れる病気です。
ヘルニアというと腰、つまり椎間板ヘルニアのイメージを抱かれる方が多いですが、それ以外の部位でも起こります。

具体的には以下が挙げられます。
・鼠径部 そけいぶ 【脚の付け根】
・大腿 【太ももの上側、骨盤の下】
・臍 へそ 【へその周り】
腹壁や食道にも発症します。

やはりメジャーなのは椎間板ヘルニアです。
腰椎や仙骨に発生するヘルニアです。


■自覚症状は?

自覚症状には次のようなものが挙げられます。

・腰の痛み
・お尻の痛み
・足のしびれ
・足に力が入らなくなる
・横になると楽になる
・背中を丸めたり、前かがみになると辛い

ヘルニアは高齢者がなりやすい病気と思われている方もいますが、
実は椎間板ヘルニアは20代~40代に起こりやすい病気となっています。
10代でも発症するため決して若いから大丈夫とは言えません。


■検査方法は?

検査方法はMRIが推奨されます。
腰自体はレントゲンでも撮影はできますが、レントゲンは固い部位を映し出す機器です。
その為、椎間板や神経など柔らかい部分は映りません。

<体内の臓器があるべき場所から飛び出す、潰れる>
この状態を確認するためにはMRIによる検査が必要なのです。

上記の理由により、医師から「MRIがある病院で腰を撮ってきて」と指示されるのです。


■実際のヘルニア画像

こちらは実際に当院で腰を撮影された方の画像です。
身体の横から見た状態です。赤丸の部分がヘルニアの箇所になります。
椎間板のヘルニアが飛び出しており、神経(白い部分)を圧迫して潰しています。



この方は20代と若く見た目は健康な方でした。
やはり椎間板のヘルニアは若年層にも多く見られます。

■腰が痛い方のよくある流れ

1.腰が痛い
2.整形外科を受診
3.医師からMRIの撮影指示を受ける
4.紹介状を持ってMRIのある病院へ
5.MRI撮影
6.撮影データをもって元の整形外科を再受診

3~5の工程が必要なのは、MRIのある整形外科が限られているからです。
自院にない場合は「他院で撮ってきて」となるわけです。

患者様の立場としてはできるだけ負担のない撮影をしたいですよね。
気にする点は大方共通していると思います。

具体的にはこのようなポイントです。
・自宅から遠すぎないか
・近日中に撮影できる
・一度だけの受診で済むか


■当院の場合

以下の流れとなります。

・電話でMRIの事前予約をしてください。
・最短で当日の撮影が可能です(空き枠がある場合)。遅くとも3日以内には撮れます。
・ご来院は撮影当日の1回のみです。
・撮影した画像データ、読影所見(報告書)はご自宅へ郵送しますので、再来院の必要はありません。
・費用は3割負担の方で6,500円前後です。
・当院は田園都市線藤が丘駅から徒歩8分です。


■ご予約の方法

撮影希望の方はお電話にて下記の二点をお伝えください。
①.初診でMRI予約希望 ②.撮影部位は腰

※事前に整形外科を受診し紹介状をもらってからお電話ください。


記事監修

院長 泉山 仁

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医

35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。



横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科

診療日:月~木曜日、土曜日 午前:9時-13時 午後:15-18時 駐車場あり

〒227-0048 神奈川県横浜市青葉区柿の木台4-7
東急田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分。



初診でMRI希望の方は事前にお電話でご予約ください。


混雑時はお電話に出られない場合があります。
その場合はお手数ですが、数分後に再度お掛け直しください。

電話番号:045-482-3800

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