頭痛

脳卒中リスクを下げる簡単な方法

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脳卒中とは?

頭の代表的な病気、くも膜下出血・脳梗塞・脳出血の総称です。
脳の血管が破裂する、詰まる、裂けるといった症状から起こります。
脳卒中のリスクが高い人は?

高血圧・糖尿病・高脂血症など生活習慣病、また喫煙や肥満もリスクが上がります。
持病を持たず健康でいることが脳卒中のリスクを下げます。


さて、本日の主題です。


脳卒中リスクを下げる簡単な方法とは?

ずばり言います。低い枕、柔らかい枕を使うことです。


少し前に国立研究開発法人国立循環器病研究センターより面白い発表がありました。
枕が高いと脳卒中になる? ―特発性椎骨動脈解離と高い枕の関係と、殿様枕症候群の提唱―

要約すると高い枕は椎骨動脈解離のリスクを高め、脳梗塞やくも膜下出血を引き起こしやすくなるという事です。高い枕が殿様の枕を連想させることから「殿様枕症候群」と名付けて話題となりました。12cm以上の枕でリスクが上がり、15cm以上で顕著になるというデータでした。


この記事には書かれていませんが、無呼吸症候群やいびきの観点からも高い枕は良くありません。気道が狭くなり睡眠中の呼吸状態が悪くなるためです。無呼吸症候群がある人は脳卒中リスクが3~4倍になるため、この視点からも低い枕が推奨されます。

日々の生活に欠かせない存在である枕、これを機に見直されてはいかがでしょうか?


脳卒中について詳しく知りたい方は下記ページをご覧ください。
くも膜下出血
脳梗塞
脳出血

記事監修

院長 泉山 仁

・横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医

平成27年 市が尾カリヨン病院 病院長
平成29年 青葉さわい病院 副院長
令和元年 横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 開業

 
 
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科

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