コラム

「いつもと違う頭痛」の危険性とは?

local_offerコラム
local_offer頭痛
local_offer症状

いつもと違う頭痛とは?

  • 痛み止めが効かない
  • 痛みが強い
  • 痛む箇所が違う
  • 痛み方が違う
  • 一向に良くならない

このような例に代表される、いつもと違う頭痛は身体がSOSを発している場合があります。SOSの内容は極度の疲労感やストレス、あるいは脳の病気といったものが挙げられます。

頭痛自体は珍しくない方が多いですが、それがいつもと違う場合は注意が必要です。なぜなら、脳の病気である事が多いからです。

代表的な脳の病気

くも膜下出血

 

くも膜下出血は脳の血管が破裂し、くも膜の下に血が溜まる病気です。脳には酸素と栄養素を届ける太い血管が沢山あります。この血管が破れて出血を起こすと、脳の表面を覆うくも膜の下に血液が流れ込みます。くも膜下出血は約1/3の方が亡くなる危険な病気です。症状が現れたらすぐに救急受診してください。

症状はとにかく激烈な頭痛が起こります。救急車を呼ぶレベルの経験したことのない頭痛です。また、前兆症状として首の痛み、吐き気・嘔吐、意識低下等が起こることもあります。


脳梗塞

脳梗塞とは脳の血管が詰まり、脳細胞が死滅してしまう状態です。死滅した脳細胞は回復しないため、その部分が担っていた感覚や機能は失われます。死亡率は1割で、後遺症発症や再発が多い病気です。詰まった部分の事は血栓と呼びます。実は脳梗塞は頭痛が起こりにくいです。

症状は身体の片側に異常が出るケースが多く、力が入らない・痺れる・感覚が鈍くなる等の症状がよく出ます。また、言葉がうまく出なくなったり・呂律が回らない、ふらつく、めまいがする等の異常も起こります。


脳出血

脳出血とは脳の血管が破れて、出血を起こしている状態です。ほとんどは高血圧性脳出血です。高血圧や動脈硬化による血管の変化の関与があって発症するとされています。興奮、過労、入浴、排便時のいきみなどをきっかけに発症することがあります。後遺症は半身麻痺や言語障害などが残りやすい傾向があります。

症状は頭痛、左右どちらかの手足に起こる麻痺、嘔吐、意識混濁等が起こります。頭痛は急に起こるケースが多いです。

受診が推奨される頭痛

  • 普段頭痛が起こらない方の頭痛
  • 痛み止めが効かない頭痛
  • いつもと違う頭痛
  • 原因がわからない頭痛
  • 一向に良くならない頭痛

いつもと違う頭痛は、受診すべき症状の代表格です。

いつもと違う頭痛=生活に支障のある頭痛である事が多く、放っておく事に危機感を感じる方が多いため、そう期間を空けずに自ら受診されます。ですが、その一方で先延ばしにしたり、行かないという選択をして、さらに悪化してどうしようもなくなってから受診される方がいます。

早く受診していれば、重大な問題にならずに済んだケースもあり、早期受診が大切な事は間違いないです。とにかく放置しないでください。念のための受診には、それぐらいの価値があります。

結果的にただの頭痛であっても、年季の入った頭痛は治しにくいです。頭痛の種類が複合していたり、薬が効きにくくなっている事があるためです。

頭痛で推奨される病院は?

MRIかCTがある脳神経外科、脳神経内科クリニックです。いきなり大きな病院へ行く必要はありません。頭痛で即時大きな病院へ行く必要があるケースは、救急車を呼ぶレベルの場合のみです。クリニックに置いてあるMRI、CTが大病院と比べて劣っているという事はありません。むしろ、クリニックの方が新しい機種である事はままあります。

なぜMRIかCTが必要なのか?

脳の中を調べるにはMRI、CTでの検査が必須だからです。診察だけの場合、医師の推測に頼る事になる為、確実に頭の中が大丈夫という事が担保できません。特に脳神経内科だけを掲げている場合は、検査機器の設置がないケースが多いです。脳神経内科・内科など。受診前に必ず確認してください。

MRIとCTどちらが良いの?

脳の検査では総合的にはMRIが優れているが一般論です。どちらかが完全上位互換という事はありませんが、片方を選べと言われたら、殆どの医師がMRIを選択するでしょう。

その理由は血管撮影が容易な為、情報量が多く画質にも優れている為です。CTは色の濃淡表現が苦手で病変の発見に影響があります。CTが完全な下位互換とは言いませんが、脳の撮影ならMRI優位です。濃淡や画質の違いは画像をご参照ください。
実はCT画像には病変があります。中央部に脳腫瘍があるのです。下記の画像は造影剤で映りを良くしCTで再撮影したものです。色の濃淡が出にくい=病変が発見しにくいとはこういう事なのです。MRIなら造影剤なしでも発見は容易です。


すぐに検査できるの?

クリニックによります。当日検査できるクリニックもあれば、一週間後、二週間後というクリニックもあります。また予約を必要とするクリニックは多く、予約無しでいくと長時間待つ場合があります。

ちなみに当院は要予約制で最短は当日検査です。検査、診察、結果説明を全て初回で行うので、問題がなければ1回きりのご来院で済みます。他院様では2回以上の来院を必要とするクリニックもあります。

いくら掛かるの?

  1. 脳神経外科、または脳神経内科のクリニック
  2. MRIまたはCTの検査あり
  3. 初診
  4. 3割負担の方

上記の条件で、総額6,000円~15,000円が相場す。

MRIの性能と施設基準、他に行う検査の内容により、値段が大きく変動するため、相場の幅も大きいです。検査機器がCTの場合はもう少し安くなります。

尚、当院の場合は初診+3割負担+MRI検査で約8,500円です。追加検査がある場合は総額で概ね10,000円~15,000円です。

どこのクリニックが良いか?

こちらをご参照ください。端的にお伝えしますと、近いからなど安易な理由で決めない方が良いです。
質問回答:最寄りの脳神経外科で良いですか?

記事監修

院長 泉山 仁

・横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医

平成27年 市が尾カリヨン病院 病院長
平成29年 青葉さわい病院 副院長
令和元年 横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 開業

 
 
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科

田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分
診療:要予約制 診療日:月~木曜日、土曜日

初診でMRI希望の方は事前にお電話にてご予約ください。
当日のご予約も可能です。

 
混雑時はお電話に出られない場合があります。 お手数ですが、数分後にお掛け直しください。

電話番号:045-482-3800
TOPへ