こんにちは。
藤が丘駅、青葉台駅にある脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
突然ですが皆様に質問です。
「MRI」という機械に、どのようなイメージをお持ちですか?
"大きい"でしょうか?、それとも"怖い"でしょうか?
今回はMRIがどのような機械か、実際に検査を受ける場合はどうなるのかを説明していきます。
MRI検査とは?
MRIはMagnetic Resonance Imagingの略称となります。
日本語で言うと磁気共鳴画像装置です。
磁石と電磁波で身体の内部を撮影することができます。
放射線は使いませんので被爆の心配はありません。
人体への影響がないため安心して受けられる検査となります。
撮影可能部位は全身に渡り、脳から足まで様々な部位を撮ることができます。
特に骨盤内の病気を発見することに優れており、脳や前立腺の検査で重宝されています。
どのように撮影するのか?
検査前に金属類、カード類や携帯電話を外していただきます。
これは磁力に対して反応する機械であるため、金属が含まれる物を持ち込むと危ないからです。
そのため、検査着に着替えてもらう場合もあります。
撮影時は寝台に寝転がっていただきます。
撮影中は静かに横たわっているだけです。特別何かをする必要はありません。
撮影は部位によりますが、脳の場合は15分~20分程度が目安です。
MRIは怖いのか?
結論から申しますと、MRIは怖くないです。
もう少し丁寧に言いますと決して怖がるような検査ではありません。
しかし、なぜ怖いと思われるのか?
MRIが怖いイメージを持たれる目ぼしい理由を挙げていきます。
- どんな機械かわからない。
- 大型で威圧感がある。
- 寝台周りが狭く閉塞感がある。
- 音が大きい。
- すぐに終わらない。
一般的なMRIの場合はたしかに威圧感があり、閉塞感があります。
但し、健康に害がある検査ではなく、横たわっているだけで検査は終わります。
検査を行うことで人体に悪影響を及ぼす機械ではありません。
貴院のMRIは?
当院のMRIは、横浜北部地区では唯一のインボアソリューションというシステムを導入しています。
これは撮影中に映像と音楽が流れる仕組みです。
MRIは閉所恐怖症の方にとっては難しい機械で、撮影が上手くできず困っておられる方がいます。
原因は検査室の雰囲気、そして音の大きさと圧迫感です。
当院では閉所恐怖症の方もほぼ全員が撮影に成功しております。
これは当院が不安感の少ないMRI検査を実現している証でもあります。
MRI撮影で悩みの方は、一度当院にご相談ください。
また、以下の記事でもMRI検査の解説をしております。
ぜひ、ご一読ください。
MRI検査は怖い?音量は?
記事監修
院長 泉山 仁
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。