コラム

糖尿病患者様向けに専用機器を新調しました。

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こんにちは。
横浜市青葉区の診療所、横濱もえぎ野クリニックです。

本日は糖尿病検査の機械を新調した経緯と、当院の内科診療に関する考えをお話します。
※糖尿病検査の機械=HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)測定器です。


当院では脳神経外科、脳神経内科、内科、リハビリテーション科を標榜しております。
ですが、残念なことに脳外がメインで内科はおまけという認識を持たれることがあります。

しかし、当院では内科をおまけの診療科とは考えておりません。
当院では内科診療を総合内科と謳っており、日々の健康管理に係る内容を広く扱っております。


これは脳神経外科として受診された方が、当院を気に入ってくださり、
そのまま内科の掛かりつけ医として通ってくれるようになる患者様が少なくないからです。

当院の内科診療は未病(健康から病気に向かっている状態)での早期発見と
プライマリケア(初期治療)、そして生活習慣病の予防を目的とした健康管理から、
既にお持ちの疾患、病気を上手にコントロールすることを目的としています。


その一環として、糖尿病の指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値を、
当日その場でお知らせできる機器を導入しております。

しかし、以前よりHbA1cの測定器の精度が気になっており、何度もメーカー側と相談・調整を行ってきました。
その結果、現状の測定器では誤差を改善できないとの結論に達し、新機の導入を決意しました。

正直なところ、糖尿病内科など糖尿病を重要視するクリニックでなければ、大抵の診療所は目をつぶって使い続けると思います。
メーカーの言い分も「当社の規定範囲内の誤差であり問題はない」との回答でした。


本件は非常に悩み考え抜きました。当院は糖尿病専門病院ではありません。
ですが、当院の患者様には糖尿病の方がたくさんおられます。
その患者様に「この機械が出す数値を自信を持って提示できるのか?」と考えたときに絶対の自信を持てませんでした。
そのため新調を決意しました。

新調した測定器は事前に一定期間レンタルさせていただき、既存の測定器よりも誤差が少ないことを確認して購入しました。
機種は糖尿病を専門とするクリニックでも採用されるものです。
いわゆるおまけでヘモグロビンが測れる機械ではなく、ヘモグロビン専用の測定器です。
尚、覚悟はしていましたが結構なお値段でした。


この値段の高さが多くの診療所が数値の誤差に目をつぶる理由です。
良い測定器に変更したところで保険点数が変わるわけでもありません。
つまり、1円の利益にもならないのです。購入費の元が取れる見込みがないのです。


では、なぜ当院は購入に至ったのか?
それは、「真剣に医療をやりたいから。」
これに尽きます。

真剣に医療に取り組み、患者様に真心を持って接することは、何かしらの形で汲み取っていただけると信じております。
来て良かったと思っていただける病院を目指して、今後も精進して参ります。


新調した測定器の計測画面です。

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