こんにちは。
田園都市線沿いの脳神経外科・内科、横濱もえぎ野クリニックです。
本日はMRIの短縮撮影についてのお話をします。
実はMRIには撮影時間を短くする機能が実装されています。
これは撮影工程を省略することで、短時間での撮影を可能にします。
その代わり、出力される画像が荒くなるというデメリットがあります。
当然画像が荒くなればなるほど、診断にも支障をきたします。
医療業界では短縮撮影が日常的に行われています。
ハイペースで機械を稼働させたほうが、より多くの撮影件数をこなせるからです。
これはクリニックにとってのメリットであり、患者様にとってのメリットではありません。
当院では基本、短縮撮影を行わない方針としております。
出来るだけ綺麗な画像の撮影に努めているからです。
MRIで出力される画像は重要な診断基準となります。
正しい診断を行うためには、きちんと撮ることが大切なのです。