コラム

診察拒否?病院で診療を断わられるケースとは?

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こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。

今日はクリニックで診療を断られる事例について書いていきます。


一番は"コロナ疑い"

現在一番多いのは"コロナ疑いでの診療お断りです。該当するクリニックは非常に多いです。
なぜかというと、通常診療に影響が出ること、既存の患者さんを危険に晒すことになるためです。
また、発熱外来に人を割く余裕がない、安全な導線も確保できない、といった理由でお断りしている医療機関も多くあります。
コロナ疑いに該当する症状の場合は、事前に電話で受診の可否を確認することを強くお勧めします。

専門外の診療依頼

次に多いのは専門外診療の依頼です。

医者は基礎部分の勉強は幅広く行いますが、
途中からは特定の診療科に特化した研修、勉強を行っていきます。

故に自身の専門科には詳しいが、それ以外には自信がないという
お医者様はたくさんいます。

そのため、専門的な事例は検査機器のある施設や、
その科目を標榜するクリニックをご案内することになります。


内科は何でも診れるわけではない

よくありがちな事例として、内科を標榜するクリニックへ行ったが
「他院を勧められた」、「うちでは診れない」と断られるケースです。

"内科"というと、何でも診てくれるイメージを持ちますが
それはあくまで基礎的な分野においての診療です。

明らかに専門的な内容や、医師が自信を持って診れないと判断する場合は
他院へ行ってもらうことになります。


医者はスーパーマンではない

診療を断られると「面倒だから断られた」という印象を持ってしまいますが、
実際は"適当な診療で間違った診断をするより、詳しい先生に診てもらうべき"
という想いがあります。

探せば何でも診てくれる先生もいるとは思いますが、
全ての科の知識に長けているスーパーマンのようなお医者様は
存在しないと思った方が良いです。


「薬だけください」は希望する薬次第

「薬だけください」というケースも希望する薬次第では断られます。

特にメンタルに関係するお薬や、強めの睡眠薬など
闇雲に処方すべきでないと判断されるものは、断られるケースが多いです。
「精神科や心療内科でもらってください」とお願いされることも少なくありません。

また、ヒルドイドの処方を断られた経験がある方もいらっしゃることでしょう。
これは保湿目的で使う方が多すぎたため、要注意対象となっているからです。
皮膚科以外で初診でお願いすると警戒されます。


診てもらえない場合、どうすれば良いか?

素直に薦められた病院、標榜科のある病院へ行くしかありません。

「何で診てくれないんだ!」と怒っても何も解決しません。
専門外の診療は、診療を断る正当な理由として認められているからです。

それに無理やり診てもらっても、患者様のためにはなりません。

症状に応じて必ず適切な病院が存在するので、他院を勧められたら素直に聞き入れましょう。

記事監修

院長 泉山 仁

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医

35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。

 

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科
診療日:月~木曜日、土曜日 駐車場あり

〒227-0048 神奈川県横浜市青葉区柿の木台4-7
東急田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分。

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